GeneXusという開発ツールを触ってみて思ったこと
ツールを使って設計をすると、
プログラマがコードを書かなくても、
自動でコードを生成、なんとアプリができてしまう夢の様なツールです。
実際、私はちょっとしか触ったことがないので、
あんまり詳しいことも言えないですし、ちょっとした感想的な感じで。
顧客一覧だとか商品一覧だとか、
いわゆるマスタ的な情報を扱いたいという時には、
GeneXusは適しているかなと思います。
例えば、Excelでずら〜っと並んだデータがあるなら、
GeneXusでちょっとデータ設計をするだけで、
データの検索、登録・更新画面をGeneXusが作ってくれます。
入力項目にはバリデーションも設定できるし、
よほど面倒な事をしない限りは少ない工数で管理ツールができてしまうという、
とはいえ、よい面だけではないですよね、
GeneXusを使う際に気をつけなければないらないことがあります。
それは、『仕様・設計をGeneXusに合わせる』こと。
設計からコードを自動生成してくれるという事を考えると、
やっぱり機械的（まさしく機械的なんだけど）なモノになります。
もちろんカスタマイズもできるのですが、
そうなると、保守性が悪くなったりとか何かしらの影響があるらしく、
データ項目が追加された場合とか、
自動生成した箇所については、変更も自動で吸収してくれるんですが、
カスタマイズした箇所についてはそうはいかないんですよ、
GeneXusからしたら、“それは私の管轄外です”的な。
そんな面もありますが、
SEという謎の職種の方とか、
プログラム出来ないしない人にとっては結構な武器になるんじゃないかと。
ちょっと不便なところもありますが、なれれば気にならないですよー。
と、言えるような人とか、そーいう方向に持っていける人。
工数削減できるかもしれませんよ、試してみてください。
ここからはホントに個人の感想というかなんというか、アレです。
これは、プログラマに使わせないで欲しいですね、
なんというか、楽しくないんですよ。。。
俺何してんの？とか思うわけですね。
これをずっとやらされるとなったら、仕事辞めますね。
あくまでも個人の感想です。
実際にGeneXusで出来ている大きなシステムもありますし、
自分の感想もGeneXusのよさを引き出せなかったということでもあり、
ちょっと使っただけでは判断できないとおもいます。
でも、こういったツールに
プログラマの仕事が奪われると考えると危機感を感じますよ。
ツールに取って代わられないようにどうあるべきか。
