日曜日の馬鹿力

プログラマの日常です、技術的なことはほぼ書きません。

「子供が見ています」を考える

f:id:satoshi-ka:20120615002224j:plain

とあるラジオに寄せられた相談、

“子供は字は書けないけど読むことはできるので、
iPadを渡しておけば、自分で検索してYouTubeとかを観ることができるので、
忙しい時には助かっています。でも、ひらがなしか使えないので英語だったり、
「ー」伸ばすとか、「っ」とかは使えないみたいで苦労しているみたいだ。”

と、ここまでは、現代っ子はすごいなぁ的な感じで、

本題はというと、

“あるとき、iPadを触ってみたら、
YouTubeの検索履歴に「おーぱい」”という謎の言葉が残っていた。
最初はよくわからなくて気にしてなかったけど、
よくよく考えたら、「おっぱい」だと気づいて、
これは性の目覚めではないか?と思ったが、どうしたらよいかわからない。
変に追求したりして変な性癖がついても困るので、どういう対応をするのがよいのでしょうか?”

と、、、これはw

そして、相談内容への議論が始まる…。

難しい問題だと言いながらも、中学生的な方へと脱線したり、

議論が進んでいく、その中で、

“子供が自ら検索しなくても、YouTubeは関連動画があるから、

意図せずによからぬ動画を見てしまうかもしれない!”

確かにその通りだ。

携帯電話には有害サイトフィルタリングサービスがあったけど、

あれって、そういうサイトへの接続を制限するものであって、

YouTubeの関連動画とか、レコメンドには機能するの?

機能したとしても親のiPad使ってたらフィルタリングなんて無いだろうし。

  

でも、これってどうしたらよいんだろう?

あんまり見たことないけど車に貼るアレ、

こういうやつ。

これのイメージで、サイト側に

『子供が見ています』

って、伝えられたらよいんじゃないか。

Do Not Track(トラッキング拒否)みたいに、

ブラウザ、可能であればOSレベルで設定出来れば対策できるんじゃない?

実際問題、設定でどうこうなるようなレベルであれば、

解除できるだろうし、逆に悪用されるかもしれない。

うーん、結局、何もできない。

 

今回のことで色々と考えさせられた、

結局、ユーザの声を聞けてないと反省。